人工林伐採・再造林の「一貫作業システム」を実施中

花粉を減らすため、スギ・ヒノキの人工林を伐採し、コンテナ苗に植え替える場合に伐採経費と植栽経費の両方について、標準経費の72%が補助される「花粉発生源対策促進事業」(国庫)を実施しています。

現場は大村市池田2丁目の山林で、面積4.75haのスギ・ヒノキ56年生を伐採し、クヌギのコンテナ苗を植栽しています。植栽は、1月いっぱいで終了する予定です。
※コンテナ苗:特殊な形のコンテナ容器を使って育てた根鉢(土)付きの苗木で、根づきが良好で、初期成長が速く、真夏や土が凍結する時期を除けば常時、植えることができます。

この「一貫作業システム」は、チェンソーで立木伐採を行い、高性能林業機械スイングヤーダ・プロセッサ・フォワーダを使用して木材搬出が終了した後に、スイングヤーダ・プロセッサのグラップルで枝葉や端材を片付ける地拵えを行い、フォワーダでクヌギのコンテナ苗を運搬し、植栽を行います。

この作業では、木材搬出の機械を使用して同時進行的に地拵えを行い、終えた箇所から順次植栽を行うので、従来型の作業に比べ大幅な作業効率の向上・省力化が可能です。   (Sawdust)

★1PC110020 ★2PC110007

★3PC110016 ★4PC110015

★5PC110017 ★6PC110026

★9PC083627 ★8PC085113
                              コンテナ苗